【日仏交流版画展の最初の部屋】
日仏交流版画展は、私の展覧会の1日前、6月5日から始まった。
そのヴェルニサージュには、700人が集って、会場は人で溢れたらしい。
作品を出展した作家は78人、一人が2点から5点ほどの作品を並べてあるので、
全部見て回るのも相当時間がかかり、大変なボリュウムだった。
どのような手法を使って作成したのかまったくわからない、
不思議な表現もあり、その技法を訊ねるのがとてもおもしろかった。
この作品が欲しいけれど、と昨年は、何人もの人に聞かれたらしい。
しかし、今年は少ないなあと関係者。
もちろん作品は売れたらしいけれど、昨年に比べると少ないのは、
きっと、EUROが低迷してるからかしら、なんて、
私たちは知ったかぶりをして話したりした。
私の作品2点は、アトリエ・シエンヌに借り出したので、
6日から11日までは白い壁がむき出しになっていた。
12日に戻しに行ったら、お帰り、と
神野先生が笑顔で迎えてくださった。
【戻ってきた作品と記念写真】