【平明文集】☆「そぞろ通信」27号☆2003-12-31配信分

〇堂守こと山口平明が過去に書いたテキスト(文章)を再録転載しています。
ご興味のあるかたは、左下のMoreをクリックしてご覧ください。



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★そぞろ通信★極月号*2003-12-31
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発行☆山口平明(堀江・天音堂G)
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■もくじ■

[1]月刊ギャラリー通信「あまそぞ」の堂守御託ヨリ-堂守こと平明
[2]漫歩系_天音堂ギャラリースケジュール【石井一男展は3月】
[3]編輯後記-haymay

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■1■「あまね通信」×「そぞろ通信」................堂守こと平明

【天音堂の月刊ギャラリー通信「あまそぞ」の堂守御託ヨリ】

●私たちは、天音堂ギャラリーに住んでいない。天音堂ギャラリーは、
自宅から二百米東の中古マンションの一室を全面改装して、今年2003年
10月16日に新設オープンした。設計は、幸田庄二氏。
●ちなみに10月16日は、天音の命日。もう三年が経った。天音堂と名づ
けたのは、ここをあの人の追悼の場としたかったからだ。つい今もおい
でのかたが、お線香をあげてくれた。変な画廊でんな。
●ぼく平明は、画廊の庶務雑役と文筆仕事を、ここ天音堂に併設の小部
屋で行っている。もちろんお客さんの応接やお茶の世話など店番もして
いる。
 妻君のヒロミは、週二日パート勤務のほかは、自宅にいて天音堂ギャ
ラリーの経理や名簿管理をしている。アトリエというような立派なもの
ではないけれど、ぼくが明け渡した自宅の仕事部屋で銅版画制作をつづ
けていくとの由。
●山口ヒロミと面談希望のかたが、彼女が常に天音堂ギャラリーに居る
ように思って、突然来られて会えないと分かってがっかりする場合があ
る。堂守(店番)として常勤しているのは、ワタクシ平明であるから、
その点よぉ~く承知されたい。ヒロミさんは天音堂のオーナー(所有者)
であって、店番でも常駐スタッフでもない。ココ、よろすく。
●10月の零号、11月の創刊号とヒつこくお願いしてきた「あまそぞ送っ
てくださいな」の応答がない人には、次号から経費の関係でお送りでき
なくなることもあります。応答は葉書・手紙が最も嬉しい、FAXは次
善、メール・電話でもよろしけど。
●送料の喜捨まだまだお願いしておるようなわけで、切手もちろんOK、
サポートよろし~く。送付先=550-0015大阪市西区南堀江1-18-27-611
天音堂ギャラリー/山口平明(自宅のほうでもよかです)
○喜捨御礼 special thanks[敬称略]
さかいとしこ・いまいなつえ・ふくだみちゑ・ほそのかよこ・ナカタニ
ヤスヒロ・いまいみさこ・ひぐちあや・ふみいわゆうこ・なかたえい

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■2■漫歩系_天音堂ギャラリーご案内.....domori-manpoka 山口平明

  【紙版「あまそぞ」第二号031223のスケジュール欄より】
★★★schedule★★★
2004年1月~3月

★【カメリアーノ色鉛筆人間画展 2004 OSAKA 天音堂ギャラリー】
『ぼくは、しあわせな絵画になる。』

○2004年1月9日(金)~1月20日(火)
12~19時 最終日17時まで 水・木お休み
[2004年から水・木が休廊]

○LIVEコンサートや人の集まるところで、ライブに絵を描くLive Docum
entをつづけているうち、肖像画や人物画がおもしろくなってきました。
2004年は、色鉛筆による[人間画]を追求してみます。「存在」の意味
が少しは見えてくるかも…。
※「ぼくは、しあわせな絵画になる。」というタイトルは、畑中摩美さ
んの「絵画」という歌から生まれました。ありがとう。

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★【石井一男展】

〇2004年3月12日(金)~3月23日(火)
 正午~午後7時 最終日5時まで
 17日(水)・18日(木)お休み

●思いもよらぬ無名画家とのめぐり逢い

石井一男さんのことをどう伝えたらいいのか、ぼくは迷っている。彼を
発掘した神戸のギャラリー島田の島田誠さんのエッセイから引用しなが
ら書くのがいちばんいいだろう。

 十年いじょう前のある日、突然、石井さんから島田さんに電話がかか
ってきた。島田の文章に感激して、《こんな文を書く方なら、私のこと
をわかってくれるのかと思いまして…》電話してきたという。
 《石井一男、49歳(今年60歳)。独身。年老いた母親しか身寄りがな
くて、内気な性格で、友人もいない。夕刊を駅へ届けるアルバイトを続
けながらただひたすら絵を描いている。でも体調も悪いし、あまり先が
ない予感もする。絵を見ていただくだけでよいから》
 
こうして石井一男と島田誠の出逢いがあった。画家は《誰にも習ったこ
ともなく、発表したこともない、ど素人》だというのである。後日、キ
ャリーに絵を載せて画家は現れた。《100点近いグワッシュ(水彩絵の具
の一種)》を見始めた島田は、息を呑むのであった。

 《3号くらいの婦人の顔を描いた小品だけど、孤独な魂が白い紙を丹
念に塗り込めて行った息使いまで聞こえてきそうだ。どの作品もが、巧
拙を超越したところでの純なもの、聖なるものに到達している》ものだ
った。
 こんな話ってあるのだろうか。島田が書いたという信濃デッサン館へ
の旅のエッセイとはどんな文だったのか。文が人を動かしめる力をもっ
ているのだ。読んでみたいものだ。
 《油絵も頑固で禁欲的なマチエールをもった作品で、これもいい。こ
れだけの作品を描ける人が49歳まで、どこにも作品を発表せず、完全に
無名で、かつ展覧会を何度も開けるくらいの高い水準の作品を描き続け
ていたとは、信じられない》……
 ぼくはこのお二人のめぐり逢いに感嘆した。石井さんとぼくは同い年、
島田さんは一つ上。還暦を迎えるまで生き延びてきて、こんなめぐり逢
いがあるなんて。《発表するあてもない作品は、「無名のままであり続
けて風化して土に帰ればよい」という言葉そのままに、一点としてサイ
ンもなく、まことに潔い》のだが、島田さんの依頼により、絵の裏面に
サインは入れられたらしい。

☆【石井一男さんの略歴】

1943年 神戸市生まれ
1992年 海文堂ギャラリー(神戸)にて初個展(以降,毎年)
1994年 ギャラリー石(大阪)個展
    ギャラリー愚怜(東京)個展('97,'99)
1996年 松明堂ギャラリー(東京)個展('98,2000)年
1998年 現代中国芸術センター(大阪)個展
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これから以降2003年までギャラリー島田などで度々個展開催 2003年10
月には新潟絵屋で個展(山口ヒロミが同年5月に個展を開いてもらった画廊)

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■3■編|輯|後|記............................haymay yamaguchi

□前号でお断りしなかったが、岡本尚子さんの「家事細見帖」は小生多
忙のため筆者とタイミングが合わず休載とさせていただきました。愛読
者はしばらくお待ちください。
□紙版「あまそぞ」をお送りしているかたにも、このメルマガ「そぞろ
通信」を配信しています。情報というのはいろんな伝わり方があるから
です。また、海外のかたには郵便はちょっとということもあり、メール
マガジンをお送りしているようなことです。
□天音堂ギャラリーの直近の様子を知りたいかたは、ぼくがときどき書
いているウェブ上の日記【「天音堂ギャラリー」堂守そぞろ日誌】をご
覧ください。トップ頁の最も下にあるお猿さんのボタンのうち「更新情
報」をクリックしてあなたのアドレスを登録してください。ぼくが日誌
を書くと、メールで知らせてくれます。メール中の URLをクリックすれ
ばただちに日誌ウェブに飛んでいきよります。
○「天音堂ギャラリー」堂守そぞろ日誌url
http://www3.diary.ne.jp/user/348493/
□「堀江ジャンクション」という堀江地域のギャラリーを集めたホーム
ページがあります。ここでは、トップ頁の「天音堂ギャラリー」の看板
をクリックすると、過去の展覧会の絵や画廊空間などが画像で現れます。
いわばアーカイブ(保管庫)です。遠方で来れないかたもお楽しみいただ
けます。
〇堀江ジャンクションのトップ頁 http://www.hin/jp/


◎本誌は【1行32字】で改行、閲覧には【等幅フォント】が推奨です◎
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月刊【そぞろ通信】12月号_#27□2003-12-31発行配信
創刊2001-10-16□「あまね通信」改題通巻112号

編輯発行人□山口平明(天音堂ギャラリー)

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by amanedo_g | 2008-08-28 19:30 | haymay 山口平明
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