【展告】「石井一男展」-初の画集『絵の家』出版記念-

★特別展★11月1日→11日1~7pm
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第四回「石井一男展」-画集『絵の家』出版記念-
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2008年11月1日(土)~11日(火)
午後1~7時 [水曜11/5定休・最終日5時まで]

〇作家より___「絵の家で」‥‥‥‥‥石井一男

一滴一瞬のいのち。
もっと緊迫感をもって、
いま 描かねば。
そう 思いつつ、
ぼんやりと、
どこからか 呼んでくれるものを、
待っている。

【1943年神戸生れ。絵は独学。1992年、
画商・島田誠氏の慫慂により49歳で初個展。
陋巷のアトリエで独居、画作に専心。】
‥‥協力:ギャラリー島田(神戸ハンター坂)

天音堂ギャラリー[one-man隠れ画廊]
大阪市西区南堀江1-18-27-611
四ツ橋セントラルハイツ6階 〒550-0015
tel&fax06-6543-0135
アクセス(リンク)

http://amanedo.exblog.jp/
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☆地下鉄四つ橋線「なんば」・近鉄「難波」・JR関西線「難波」いずれも
出口[26C]から四つ橋筋を北へ深里橋わたり2筋目を左折(西)して
まっすぐファミリーマートの手前にビル玄関があります。徒歩5分





毎日新聞【支局長からの手紙】……画家の部屋 /兵庫

 「この時代に、こんな生き方をしている人が本当にいるのだ」。イン
タビューの間、その思いがどんどん強くなっていきました。

 神戸市兵庫区にある棟割り長屋の2階。狭く急な階段を上った先にあ
る6畳と4畳半の部屋が、画家、石井一男さん(64)の自宅兼アトリ
エです。

 ガスは20年来止まったまま。炊事道具は電気コンロ一つ。これとい
った家具もない部屋に木製のテーブルが置かれ、その上に何十枚もの書
きかけの絵がきちんと整理されて積まれていました。

 デビューは92年、49歳の時。そもそも本格的に絵を描くようにな
ったのが40代も半ばになってからで、誰に教わったのでもない全くの
我流です。

 高校卒業後、運送会社にひと月、神戸市役所に1年ほど勤めましたが、
その後は皿洗いやビル清掃といったアルバイトで生活してきました。
「人と接するのがどうも苦手で……」。月収はせいぜい5万円。そして、
40歳を過ぎたころ、体調が悪化します。

 「今考えると、うつ病だったのかも」。やがて昔から好きだった画作
を始めるようになりました。「描いていると落ち着くというか、なぐさ
められるというか……」。その絵が、今も石井さんが描き続ける「女神」
シリーズは06年の作品でした。

 グワッシュ(不透明水彩絵の具)で描かれるのは、石仏とも聖母マリ
アともとれる女性の顔。発表するつもりは全くありませんでしたが、9
2年当時、神戸・元町の海文堂書店社長だった島田誠さん(65)の目
にとまり、書店内にあったギャラリーで最初の個展を開くことになった
のです。

 以後、神戸の他、大阪や東京などで30回近く個展を開いてきました。
もうアルバイトはせず、絵だけで暮らしていますが、収入も生活スタイ
ルもほとんど変化はありません。今も独身です。

 「女神」について聞いてみました。「特にモデルはなくて、女性だと
思って描いているわけでもありません。これまでに出会った人とか、い
ろいろなイメージがああいう形に……。『女神』のタイトルも島田さん
の命名です」。そして、ポツリ。「自画像かも」

 このほど、石井さんの初の画集「絵の家」が完成しました。それを記
念して、島田さんが現在経営する「ギャラリー島田」(神戸市中央区山
本通2)で10月4日から15日まで個展が開かれます。

 島田さんが言います。「生き方全体が感動を与える、現代では稀有
(けう)な存在」。その通りだと、私も思います。個展と画集について
の問い合わせはギャラリー島田(078・262・8058)へ。

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【文・北川創一郎】----------毎日新聞〔神戸版〕2008年9月29日
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by amanedo_g | 2008-11-01 00:10 | show 展覧会情報
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