2012年 10月 21日 ( 1 )

母の誕生日

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【一息に】
92歳になる母の誕生日。
来年はあるかどうかわからない、と思いながらケーキを買って実家へ出かけた。
従姉妹も、会える時に会っとかなきゃと、時間を作って一緒に。
いつの間にかこんな年になって、自分でもびっくりするわ、
わざわざケーキなんて、と言いながら母は嬉しそう。

92本のろうそくはケーキの上に立たない。
1本を30歳に見立てたろうそく3本と、あと2本を、母は一気に吹き消した。
この息の強さでは来年の誕生日もきっとある、と私は確信したが、
従姉妹もそう思ったらしくにやりと笑った。
母が元気で生きてくれるというのは、なんだか誇らしい。
私にもこの血が流れている、きっと元気に長生きできると、
なんの確証もないけれどそう思える。

心筋梗塞で倒れて半身付随になった父の介護を、母は60歳過ぎから20年近くやり通し、父を看取った。
今のように介護の制度もなくて、ひとりでやったのよ、と母。
これまで何度も聞いた話だけど、何度聞いても私たちは感動する。
父の介護の大変さが、今の母の強さと元気さを作っているのだろう。
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by amanedo_g | 2012-10-21 18:57 | diary ヒロミ日記