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パリ展報告(余録3)ジャズピアニスト

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【平木かよさん】
ヴェルニサージュにはたくさんのお客さんがいらして、
初めてお会いする人はなかなかちゃんと認識できない。
かよさんも、初めてお会いしてほんのひと言、ふた言話しただけだったけれど、
ニューヨークでジャズピアニストとして仕事をしているというのが印象に残った。
帰国すぐにメールをもらって、その気さくなメールの文章に引かれ、
彼女のホームページをのぞいたりしている。

6月は毎年、ヨーロッパツアーでパリへ来ているが、
友人が日本人のヴェルニサージュがあると誘ってくれたとか。
その友人はミッシェルの友人、その奥さんはアネット。
私はパリで、アネットという名前の女性を3人知ってる。
どのアネットかしら、それとも、新しいアネット。

この10月には日本公演が待ってるから、聞きにきてと誘われた。
近づいたら、また情報を頂くことに。
もし、ニューヨークで展覧会をする気持ちがあるなら、画廊を紹介できるわ、
かよさんはそこの画廊のオープニングパーティーで演奏することがあるらしい。
展覧会というのは、ふしぎなほどいろいろな人に出会える。
これもまた、展覧会の醍醐味だ。
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by amanedo_g | 2012-06-30 16:26 | diary ヒロミ日記

ミシェル来日準備 6月29日

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【布団運び】
7月3日(火)から始まるギャラリー「びー玉」での展覧会のため、
ミッシェルが来日する。
日本到着は7月1日、昨日まで、パリで会っていたような気分がするのに。
最初の6日間は天音堂に滞在予定。
天音堂は、誰もいなくて気楽ではあるけれど、暮らしの場所ではないので、
なにかと不便なことが多いかもしれない。
この数日、掃除をしたり、布団を運んだりして、いろいろ準備中。
私は、まだ荷物のことが解決してないので、
パリ展を引きずったまま、次々と時間に追いかけ回されてる感じだ。
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【ミッシェル・ラッセル版画展】
フランス人の木版画って、めずらしいし、
どこか、のんびりした、ちょっとユーモラスな作品です。
お時間があれば、見に行ってください。
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by amanedo_g | 2012-06-29 20:37

パリ展報告(余録2)cite international des arts

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【日仏交流版画展の最初の部屋】
日仏交流版画展は、私の展覧会の1日前、6月5日から始まった。
そのヴェルニサージュには、700人が集って、会場は人で溢れたらしい。
作品を出展した作家は78人、一人が2点から5点ほどの作品を並べてあるので、
全部見て回るのも相当時間がかかり、大変なボリュウムだった。
どのような手法を使って作成したのかまったくわからない、
不思議な表現もあり、その技法を訊ねるのがとてもおもしろかった。

この作品が欲しいけれど、と昨年は、何人もの人に聞かれたらしい。
しかし、今年は少ないなあと関係者。
もちろん作品は売れたらしいけれど、昨年に比べると少ないのは、
きっと、EUROが低迷してるからかしら、なんて、
私たちは知ったかぶりをして話したりした。

私の作品2点は、アトリエ・シエンヌに借り出したので、
6日から11日までは白い壁がむき出しになっていた。
12日に戻しに行ったら、お帰り、と
神野先生が笑顔で迎えてくださった。
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【戻ってきた作品と記念写真】
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by amanedo_g | 2012-06-28 21:06 | diary ヒロミ日記

パリ展報告(余録1)その後の荷物

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【モンパルナス墓地、シーザーさんのお墓】
ところで、大きい方の荷物はどうなったの、と帰国後よく聞かれる。
実は、まだどこに行ったか不明。
パリで、小さい方の荷物を運んできた配達員の書いてくれた電話番号に、
シエンヌのオーナーのフレデリックが電話をして、返送してくれと頼んだはずだ。
はず、というのは、フランス語と英語のやりとりで、多分、そうだろうと思っている。

帰国後すぐに日本の郵便局で、PCで調べてもらったけれど、
パリについていることだけしかわからない。
郵便局では、捜査願いの書類をすぐにフランスにだしましょう、
しかし、フランスはこの書類への反応も遅いんですと、
気の毒そうに言われてしまった。
ここは、焦ってみても仕方ないと腹をくくって待つことにした。

こんな話をすると、海外に荷物を送ったことのある人は、
同じ経験の話をしてくれて、変に盛り上がる。
封筒はなくなることはありますが、
大きな荷物はほとんど帰ってきますけどね〜、
と言う郵便局員の言葉にすがっている。
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by amanedo_g | 2012-06-27 21:37 | diary ヒロミ日記

パリ展報告(11)最後に

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【Cecileと】
夕方、ふたりの女性が入ってきて、
荷物が届かなかったことは、ミッシェルに聞いて知っています、
本当にごめんなさい、とフランス代表のようにハグしてくれた。
ふたりはアーティスト。
小さい荷物に入っていた10点ほどの作品をしかり見てくれて、
Cecileが、これが大好き、と「poisson rouge(金魚)」を購入してくれた。
その瞬間、私は思いがけずにドット涙があふれた。
それまで、くずれないように緊張していた心も身体も一気に溶け始めた。
Cecileに抱きついて、ありがとう、どんなに嬉しいか、と言ったけれど、
きっと涙声で、ワア、ワア、としか聞こえなかったかもしれない。

今日まで、ずっと笑顔でやってきた。
ヒロミ、笑顔でパリを楽しんでや、と平明に励まされていたから。
大変な状況には、耐えられる。
でも、私自身である作品を好きになってもらった嬉しさに、
私は耐えられずにくずれてしまった。
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【Rozsaと】
帰る時になって、Rozsaがハグしながら言った。
absolutely(絶対に)、来年またパリで展覧会を開いてね、
その時は私のうちに泊ってよ。
absolutely, absolutely を何回も繰り返して言った。

最後の最後に、このふたりに出会うなんて…。
こんな幸せな時間がもてるなんて…。
この展覧会は、great success だとしみじみ思った。
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by amanedo_g | 2012-06-26 14:57 | diary ヒロミ日記

パリ展報告(10)やっと届いた

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【届いた絵はがきを壁の絵の周りに飾った】
展覧会最後に日、やっと荷物が届いた。
2つの荷物の小さい方だけ、大きな荷物はどうしたの、と訊ねても、
フランス語しか話さない黒人の配達員には通じない。
偶然そばを通りかかった白人女性に通訳をしてもらっても、知らい。
知りたければここへと電話番号を書いてくれた。

ひとつでも届いて、嬉しくて気持ちが弾んだ。
和子さんは、彼女の作品の服を少し端によけてくれたので、
早速、作品を飾ったけれど、荷物には小さな作品が数点しか入ってない。
これでは寂しい。
絵はがきを壁の天音のまわりに飾ったら少し賑やかになった。
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【これでこそ展覧会】
飾り終えた後の、晴れやかさや満足感が、アーティストにとって、
作品は自分自身なのだと改めて実感させられた。、
しかし、今日が最後の展覧会、少しでも多くの人に見ていただきたいけれど、
もう、それはかなわない。
せめて今日1日、私の銅版画展にお客さまをお迎えしよう。
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by amanedo_g | 2012-06-25 13:22 | diary ヒロミ日記

パリ展報告(9)日曜日は配達なし

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【画用紙にパステル、未完で展示せず】
展覧会5日目は日曜日で、郵便の配達はない。
ヒロミさんもちょっと息抜きした方がいいわ、と和子さん。
一緒に観光しようよ、とカエちゃん。
カエちゃんは、この展覧会に合わせて2日前にパリへ来ていた。
どこへ行きたいという気持ちにはならなかったが、
3時までカエちゃんと一緒にパリ観光へ出かけた。
クリニャンクールの蚤の市、カタコンブ、国立自然史博物館など。
600万体の頭蓋骨や頸骨が並んだカタコンブは、
入場に長蛇の列で、諦めた。
クリニャンクールは世界で1番大きいといわれる蚤の市、
市の中へ入れば入るほど、魅惑的な不思議な店がひしめき合っていた。
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【鳥や獣の剥製、頭蓋骨も売っている】
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【おどろおどろしいもの大好きなカエちゃんは夢中】
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【カエちゃんが買った目玉は、店員さんのまなことそっくり】
圧巻は国立自然史博物館の別の展示館、進化大陳列館、
人間以外の動物の剥製が整然と並んでいた。
その美しさに息をのんだ、皮と肉は剥いだらこんなに美しい骨の造形が隠れていたんだと。
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【骨にいっぱい元気をもらった】

パリ展の会期はココをクリック
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by amanedo_g | 2012-06-24 13:34 | diary ヒロミ日記

パリ展報告(8)ワイン

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【ボルドーワイン】
パリでは、お昼でも人が集るとすぐワインになる。
よく飲む、でもほとんど酔っぱらっている人を見なかったなあ。
ヴェルニサージュのために、紙箱入りの安いワインをたくさん用意した。
私はボルドーの2005年ビンテージワイン(私の版画がラベルになった)を、
みなさんに飲んで欲しくて、パリへ来る前に注文していた。
これは、ちゃんと届いていて本当に嬉しかった。
それも2ダースも。

このワイン 、DOMAINE DE VIAUDのオーナーはリュセットで、
彼女の甥のジュスタンがヴェルニサージュに来てくれた。
これは、リュセットのヒロミへのプレゼントだと言う。
なんとお礼を言ったらいいか、
帰国した今も、どうしてこの感謝の思いを伝えればいいか考えている。
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【ヴェルニサージュのためのお料理】
天音堂ギャラリーでも、展覧会のたびにオープニングパーティーを開いたが、
フレデリックの用意したこのおもてなし料理の素敵なこと。
このトレーの中の赤い色は、イチゴ、ミニトマト、チェリー。
そして、フレデリックは花も忘れなかった。
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by amanedo_g | 2012-06-23 11:27 | diary ヒロミ日記

パリ展報告(7)ドローイング展

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【画用紙にパステル】
もう荷物は届かないかもしれなという思いが、胸一杯に広がる。
それならいっそ、銅版画展という思いを切り替えて、
ドローイング展をやっていると思えばどうだろう。
私にとっても、こんなに大きなパステル画を描くなんて初めての経験。
時間をかけられないので、ちょっと荒い仕上がりだけれど。

思い切って1時間ほど、モンパルナスあたりの散歩に出かけた。
帰りの空港バス発着バス停を確認したり、
エドガー・キネ大通りをブラブラしたが、アトリエが気になって落ち着かない。
アトリエには、ミッシェルの友達が4,5人来てくれた。
プロのアーティストや趣味で絵を描いている人が多い。
和子さんの友人のチュニジア人カップルも。
彼女は、今夜はその友人のお宅にお泊り。
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【夜10時過ぎ】
和子さんがお泊りに出かけたアトリエは、ひっそり静まり返っている。
室内の電気を消して、常夜灯だけにしたら、
10時を過ぎているのに、昼間のように明るいパサージュの景色は迫ってきた。
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by amanedo_g | 2012-06-22 14:16 | diary ヒロミ日記

パリ展報告(6)親しい人たち

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【2009年ワインラベルの展覧会のとき、額装を手伝ってくれたジョン】
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【2007年展覧会をしたギャラリー「アソシエーション」の娘のソニア】
お母さんのクリスティンと一緒に来てくれたソニアは、和子さんの、
着物地で作った服がお気に入りで、何着も試着をしていた。
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【ミシェルの絵画教室の生徒コリーヌとエロディ、ふたりともアーティスト】
エロディは日本語が得意で、ヒロミが寂しそう、と後半また来てくれた。
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【神野先生と仲間たち、グループ展終了後かけつけてくれた】
もっともっとたくさんの人が来てくれて、
みんな、荷物が届かないことを残念がって、励ましの言葉をかけてくれた。
展覧会3日目になっても、荷物は届かない。
また、絵を描こう。
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by amanedo_g | 2012-06-21 19:01 | diary ヒロミ日記