自然食通信社の本

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【ときをためる暮らし】
私の「天音」画文集を出版してくれた自然食通信社の社長の横山さんが、
展覧会に来てくれる予定だったが、どうしても時間が取れないとかで、
代わりの人が画廊に寄って、横山さんからですと、本を置いて帰った。
去年に出版された「ときをためる暮らし」という、87歳の夫と84歳のご夫婦の、ゆったりとした、しかし、なんでも自分たちで作る暮らしの聞き語り本。
家の周りの畑を耕して、自分の食べるものは自分で作り、
美味しいものを料理して、尋ねてくれる人たちをもてなし、
けして、お金持ちではないけれど、豊かな暮らし。
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【カッコいいふたり nice couple】
暮らしのヒントが一杯詰まっていて、一気に読ませる面白い本だった。
あ〜、田舎へ引っ越そうかな、こんな本を読むとすぐにそう思う。
小さい頃、佐賀の田舎の自然の中で育っているので、そんなに遠い話ではない。
でも、このご夫婦の生き方が、ずっとつながって今の暮らしになっていて、
突然田舎へ行っても、出来るものではないこともよくわかっているのだ。
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# by amanedo_g | 2013-04-14 20:32 | diary ヒロミ日記

筍 bamboo shoot

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【筍を湯がくblanching bamboo shoot】
大きな鍋に糠と唐辛子を入れて、筍を湯がいている。
今年も、筍の季節になったなあ。
若竹煮、ちらし寿司など、筍を使った料理が浮かんできてワクワクする。
筍には、春をいただくという特別な味がある。
毎年決まって友人が、裏山からとった筍を送ってくれるから、
舌鼓を打ちながら、その春を堪能している。
そして、友人が一緒に送ってくれた、この緑はどうだ。
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【サニーレタス sunny lettuce】
この緑は、近くに夏が待っていると言わんばかり。
サラダを作ってバリバリ食べよう。
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# by amanedo_g | 2013-04-13 16:55 | diary ヒロミ日記

空 sky

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【春の空 spring sky】
絵を購入してくれた友人に、直接絵を届けるため梅田で待ち合わせ。
阪急17番街のビル17階で、ランチバイキングをいただきながら、
この3月にお母さんを亡くした、彼女の話を聞いた。
病院でひと月ほど付き添って、最後を看取った後だけに、
大変な作業をやり終えた安堵感と、大事な人をなくした寂しさが、
ふっと微笑むごとに表情に現れて、彼女を美しいと思った。

窓の外には、少し曇り空ではあったけれど、広い空が広がって、
赤い観覧車がゆっくり回っているのが見えた。
みんな、あの空へ行ってしまうんだなあ、
天音も確かに空へ向かったなんて思ったら、ちょっと感傷的な気分になった。
さっき、93歳になる母から電話があったが、
お昼の思いがまだ尾を引いていたので、何度も、身体に気をつけてね、
まだまだ死んじゃだめやで、と繰り替えし言った。
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# by amanedo_g | 2013-04-11 20:39 | diary ヒロミ日記

自立 independence

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【のんちゃん miss Nozomi】
のんちゃんは、生まれつき両手両足がない。
右手の肘まである腕で、電動車いすを皆がビックリするぐらい上手に動かして、
介護者を従えどこへでもスイスイ行ってしまう。
私の展覧会へは、お母さんと来る予定だったけれど、
のんちゃんの一人暮らしに向けて、お母さんはその準備に忙しかったらしい。
たくさんの介護者の支援を受けながら、この4月からのんちゃんは大学生になる。
すごい、すごい。

しかし、絵画にはちょっと興味がなかったみたいで、
テーブルで他のお客さんと仲良くお茶を飲んだり、自己紹介をしたり。
言葉ははっきり出せないけれど、臆せずにアー、ウーと声を出して自己主張する。
いつものことだけど、その逞しさには感嘆する。
天音が存命のとき、我が家へ尋ねてくれたのんちゃんは
小さな、小さな赤ちゃんだったのに、もう大人になったんだね。
天音は学校が大嫌いだったけれど、のんちゃんは大好きらしい。
大学のキャンバスを、この車いすでどんどん進んでいく姿を想像すると、
なんだかワクワクするわね。
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# by amanedo_g | 2013-04-10 22:26 | diary ヒロミ日記

額装 frame

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【母と・昼 in the afternoon with mother】
版画はエディション(全発行部数)があるので、
同じ絵を何人かの人が購入されることがある。
今回は、そんな絵が何枚かあって、展覧会終了を待って、額の用意をしている。
この「母と・昼」が2枚購入されて、ちょっと困った。
というのが、このグリーンの額は数年前に購入していて、
在庫がなかったし、どこの画材屋で購入したか忘れていた。
お客さんには、別のグリーンの額を用意しますが、
よろしいでしょうかと承諾を得てはいたけれど。
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【母と・朝 in the morning with mother】
いろいろ別のグリーンの額を合わせてみたけれど、ちょっと違う感じ。
悩んでいたら、私が持参した額を見た店員さんが、
これならまだ販売されてますと、同じグリーンの額を出してくれた。
どんな額でも、似た額ならそれほど絵に違いはないように思えるけれど、
最初に決めた額には、早くもその絵との相性ができてしまうのだろうか。
今回は、額にももっと細心の注意を向けねばと学んだ。
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# by amanedo_g | 2013-04-09 21:19 | Hiromi Yamaguchi

30年前 before 30years

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【画廊内部 gallery inside】
最終日、日経新聞をみて、展覧会に来てくださった方のおひとりは、
天音が1歳半か2歳の頃、天音に会いにきてくださった保健婦さん。
確か、天音の障害の程度を判定しに、大学の心理の先生と一緒に来られたような、
30年も昔のことで、はっきり覚えていないけれど。
障害児へのいろいろな支援は、判定をしてもらって決まるのだった。
もちろん、天音はすべてが超一級、威張ることではないけれど。

その保健婦さんは、そのときの天音をずっと忘れずにおられたらしい。
しかし、天音のように重度障害児といわれる子どもは、
どんなに保健婦さんが気になる子どもであっても、
大阪市の保健婦としては、何も関わることができなかったのだろう。
その後はまったく縁が切れていた。
私の絵の天音は、彼女にどう見えただろうか。
30年も昔の障害児を忘れないで、この展覧会に見えられたのは嬉しかったが、
懐かしさだけの気持ちで、天音の思い出を共有はできなかった。
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# by amanedo_g | 2013-04-08 20:14 | Hiromi Yamaguchi

the end day

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【天ざる】
今日は展覧会最終日、昨日の寒さがまだ残っていて、風がひんやりしている。
お昼を近くのおそば屋さんでいただいて、一人の打ち上げをした。
いつもは、家を出る前に簡単なブランチを食べてくるので、
一人昼食をしたことはなかったが、桜の舞散る窓を見ながらのランチはなかなかいいものだった。
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【そば屋のそばの桜】
しばらくはお客さんがいらっしゃらなかった。
このまま終わるかと思って搬出のことなど考えていたら、
本当にギリギリ最後にたくさんの人が見えて、おひとりおひとりに慌ててお話をすることになった。
先週の土曜日に、日経新聞の夕刊に私の展覧会の記事が載ったらしい。
それを見たという人も来られたが、ちょっとした出会いのある方で驚いた。
それは、次のお話に。
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# by amanedo_g | 2013-04-07 23:46 | Hiromi Yamaguchi

電話 telephone

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【幻夜 night like vision】
台風なみの風や雨が襲うと天気予報が言うものだから、
土曜日というのに外出を控える人が多かったみたい。
画廊にも、あまりお客さんがいらっしゃらなくて、のんびりした1日だった。
それでも、親しい友人が来てくれて、ゆっくり話せたのはとてもよかった。

そろそろ、終わりだなあと思っていると、事務所で電話が鳴った。
スタッフさんがバタバタ走って、「幻夜」の絵を外し、
これはどれぐらいの重さでしょうと聞いてきた。
数日前に画廊を訪ねて、そのときは決心がつかなかったけれど、
入り口の右側の、天音ちゃんをお母さんが抱っこして、お花が綺麗な絵を、
どうしても欲しくなり注文したいという電話だった。
壁が弱いのであまり重いと、と心配されているらしい。

この方と少しお話をしたことを、私は覚えている。
確か,子どもさんのことで心配なことがあるように聞いたけれど。
不登校の子どもの支援をしている石川さんと一緒に来られたので、
機会があれば、ゆっくりお話を聞かせていただこうと思う。
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# by amanedo_g | 2013-04-06 22:47 | Hiromi Yamaguchi

フランス語のタイトル title in French

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【真由美さんmiss Mayumi】
真由美さんが展覧会に来てくれた。
彼女は、去年、私がパリで展覧会をするときに、
絵のタイトルをフランス語に翻訳してくれて、私はとても助かった。
その頃は、まだほとんど親しい交際をしていたわけではないけれど、
フランスに留学して、絵に関わる仕事がしたいと思っていた彼女は、私の頼みを快く引き受けてくれたのだった。
たとえば、「フレンド」という日本語のタイトルを翻訳するとき、
フレンドは一人なの,女の子,それとも男の子と聞いてきた。
フランス語では、それぞれに言葉が違うらしい。
それに、実際の「フレンド」は、少女と骸骨の絵。
他の絵も、タイトルだけでは翻訳は難しい、というわけで、
すべての絵をPCで送ったりした。
思えば,それはあたりまえのことで、私の常識のなさに自分でも驚く。

何回もやり取りをして作ったフランス語のタイトルなのに、
その絵がパリに届かないという不運に見舞われてしまった。
あのタイトルをパリの画廊で必ずお目見えさせたいと、私は思っている。
真由美さんは、また何かお手伝いさせてくださいとやさしいことを言ってくれた。
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# by amanedo_g | 2013-04-06 12:21 | Hiromi Yamaguchi

来廊者 some people visited to gallery

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【いのちの椅子 the chair for life】
知り合いの人たちが、画廊で偶然に会われることがあり、
まあ、久しぶり、と大いに話が弾む。
直接、お互いに知り合いではないけれど、天音に深く関わってくれた人たちが、
何人か画廊に来られたときは、私ひとりで懐かしさが胸一杯になる。
天音が産院から退院して、家に帰ってきた後、
しばらくして、天音ちゃんはどうしてますかと、尋ねてくれた保育士の友人。
その彼女は、その後もずっと見守ってくれた。
天音の訓練に通った施設の看護婦さんや言語訓練士さん。
天音が亡くなるまで、的確なアドバイスをくれた友人。
そんな人たちが、本当に偶然集った日があった。

いろいろな場面で天音のいのちに関わって、母親の私を支え、
励ましてくださった人たちだから、親しみはひとしおだ。
飾ってある絵のすべての場面がきっと、
何も説明しなくてもわかっているのだろうと思った。
特に、この「いのちの天音」の絵のように、天音が生きている間、
こうして抱き続けたことも、きっとわかっていてくれる。
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# by amanedo_g | 2013-04-04 20:54 | Hiromi Yamaguchi

天翔る angel running up to the sky

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【李国本さん】
この絵の少女の手足が、そっくりなんです、と言って、
李国本さんは「天翔る」を購入してくださった。
彼は、伊丹でNPO法人「地域生活を考えよ〜かい」の代表理事をされている。
あまり詳しくお聞きしなかったので、曖昧なことしか書けないけれど、
天音のように重い障害をもった子どもたちの居場所を提供されているとか。
ここへ通ってきている子どもの手足が、この絵の少女に似ているとのこと。
産院で生まれてすぐの、重い障害を持った赤ちゃんも、
親と話をして、必要なら引き受けることもあるらしい。

だから、泊まりの介護もあるので、彼自身がこの施設で一緒に生活して、
何日も自分の家に帰れないんです、と少しはにかんで話された。
どんな場所なのだろう。
この絵が飾られた頃に、1度お邪魔してもいいですかと
厚かましくもお尋ねしたら、どうぞどうぞと喜んでくださった。
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# by amanedo_g | 2013-04-03 22:59 | Hiromi Yamaguchi

可南さん miss kanan

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【陶芸家 可南さん ceramic artist】
そぼ降る雨の中、陶芸家・可南さんが来廊。
彼女は、2週間前に堺市深井のぎゃらりい「ホンダ」で個展を終えたところ。
まだ、疲れや興奮の気持ちが残ったままだと言っていたが、
展覧会をやり遂げた充実感が漲っていた。

彼女は毎日、ブログを書いているが、それがエッセイのような詩のような、
独特の世界を持っていて、たくさんのフアンがついている。
彼女のデリケートな思考や表現は、
思ったことはすぐに口にして反省ばかりの私の対局にあるように思える。
決して無口な人ではないだけに、
言えないことが内にこもって、情緒的なあの文章になっているんだなあと思った。
アーティストは、矛盾に満ちている方がいい。
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# by amanedo_g | 2013-04-02 23:33 | Hiromi Yamaguchi

関西書票倶楽部 kansai exlibris club

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【蔵書票制作中 making print】
今日は画廊がお休みで、私の展覧会の折り返し日。
後半の1週間が明日から始まる。
昨日、関西書票倶楽部の代表•隅野さんが、画廊へいらして、
蔵書票の話をいろいろ聞かせてくださった。
倶楽部の活動がなんだか面白そうで、それに、隅野さんも誘ってくださるので、
参加してみようかなって気持ちが動いた。

画廊に並べた蔵書票が少しずつ売れて、明日は何枚かのシートを、
ストックとして画廊へ持っていくことになっている。
午前中に、もう少し刷り増しをしておこうという気持ちになったのは、
隅野さんとの話が刺激になったからだと思う。
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# by amanedo_g | 2013-04-01 21:03 | diary ヒロミ日記

作品の買われ方 how to buy the print

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【植物図鑑 botanical book】
この作品はなんて素敵なの、大好きだわと言って、
友人はしばらく眺めていて、この「植物図鑑」を購入してくれた。
そして、私の肩を抱いて、
実は私には4歳になる双子ちゃんの孫がいるんだけど、
双子だって、それぞれ自分の個性を大事にして大きくなって欲しいの、
だからこの絵をプレゼントするわと。

二人の少女の描かれているこの絵が、双子ちゃんのいるお家に飾られて、
この絵を眺めている双子ちゃんを想像したたら、なんだかとても楽しくなった。
絵は、見る人がどうにでも想像して、好きになってくださっていいのだから。
同時に、購入した方がどんな風に絵を愛してくださるのか、
私は好きなように想像する。
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# by amanedo_g | 2013-03-31 21:46 | Hiromi Yamaguchi

幼なじみ childhood friend

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【花のプレゼント】
小学校の同級生が、お花を持ってきてくれた。
私は九州佐賀の小学校を卒業しているのだけれど、そのときの同級生。
私は、中学生になる年に大阪に転校したので、その後は全く会っていない。
数年前に、その学校の卒業生の、大阪在住の人たちの同窓会であって、
それ以来のお付き合い。
お互いにどんな小学生だったか、ほとんど覚えてないけれど、
同じ小学校の同級生というだけで、親しみが湧くのって不思議。
彼女もその後,大阪で就職してそのまま大阪住まいで、
今日は息子さんの家族も一緒に来廊された。

夕方近くに、平明が大学の頃の友人と一緒に来廊。
ふたりで飲みにいく途中とか。
平明と私は大学で知り合っているので、彼の友達は私の友達が多い。
この彼とも、私は長い間あっていなかったけれど、
むかしのいろいろなことが思い出されて、懐かしくて懐かしくて。
今日の展覧会は同窓会の色合いがちょっとあったなあ。
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# by amanedo_g | 2013-03-30 21:20 | Hiromi Yamaguchi

出会う喜び the joy of meeting

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【ゆっくりした時 leisurely time】
2時に画廊について、しばらくはお客さんが来られなかった。
オーナーの樋口さんから借りた蔵書票の本読みながら、お客さんを待つ。
ドアがガチャンと音をたてて開くと、はっとして目を上げるけれど、
宅急便の配達人やスタッフの外出の出入りだったり。
画廊に誰も来てくれない日があるのは、知っているのだから、
もっと気楽になろうよ、自分に言い聞かす。

その後は、久しぶりの友人や銅版画の作家さんなどがこられて、
また一杯お話ができた。
あんなに元気だった友人の夫さんが、重い病気をされていたり、
むかし同僚だった女性が、何年も経っているのに相変わらず若くて驚いたり。
何よりも嬉しかったのは、仲良しのボーイフレンドが、
突然痩せ始めて病気じゃないかと心配していたら、
検査の結果、何でもなかったと知らせてくれたこと。
大切な友人は、元気で私より長生きしてもらわねば。
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# by amanedo_g | 2013-03-29 22:48 | Hiromi Yamaguchi

展覧会2日目 at the second

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【あの頃・父と】
まだ私が画廊に行っていない午前中に、お客さんが何人かいらしたみたい。
芳名録を見ると、お会いしたい人もおられて申し訳ない気持ち。
11時のオープンから在廊すればよかったなあ、と思うけれど、
体力に自信がなくて。
君はおしゃべりにも全力投球するから疲れるんや、と平明に言われているが、
加減が出来ない、それにそのときは本当に楽しいからつい。
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【友人たち】
今日も、しっかりお喋りして楽しかったこと。
しばらく会っていない友人にこうして会えるのも、展覧会のおかげと、
積もる話に夢中になる。
去年のパリへ荷物が届かなかった話も、シンガポールのポスカド展の話も、
みんなが聞いてくれるので、調子に乗って、本当に反省のない私。
壁の天音がやれやれって顔をしている。
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# by amanedo_g | 2013-03-27 23:51 | Hiromi Yamaguchi

初日 opening

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【看板 sign board】
何度展覧会をやっても、初日はやはり緊張する。
今回は、大阪で久しぶりだし、それも天音堂ギャラリーではないことが、
一層緊張して、夕べなどは夢を見た。
だれも訪れない画廊で、ひとりポツンとお客さんを待っている、そんな夢。
しかし、ふたを開けてみると、混雑するということはないが、
ぼちぼちお客さんが来られて、緊張がとけてきた。
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【オープニングパーティー opening party】
6時をまわったので、ワインをあけてオープニングパーティーを。
ところが、その頃になるとお客さんが途絶えてしまった。
事前に、パーティにお誘いしたのはほんの数人。
みなさん忙しかったのか、来ていただけなくて、寂しいなーと思っていたら、
平明とカヨちゃんが、思いがけず来てくれて、やっとワインが飲めたわ。
軽く2、3杯のワインに酔ったのは、やっぱり緊張がのこっていたからかしら。
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# by amanedo_g | 2013-03-27 09:57 | Hiromi Yamaguchi

展覧会を開くということ meaning of exhibite

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【展覧会前の告知 notification before exhibite】
搬入にワイアートギャラリーへ行ったら、ギャラリー入り口横の壁に、
私の個展の告知が張ってあった。
向かって右のブルーの絵は、2000年に発行された、
平明の著書「不思議の天音」の挿絵として使われた銅版画。
この絵を描いたのは、もちろん、天音がまだ生きていた頃。
タイトル「泳ぎたい」。
ずっと家にいて、天音の世話で1日が過ぎていたから、
プールに行って思い切り泳ぎたかった、その気持ちがもろに絵になり、タイトルになったんだろう。

日頃はほとんど目にしない本の挿絵や、トランクルームに入れっぱなしになっている絵が、展覧会で表に出てくる。
それを久しぶりに見る機会ができて、その絵を描いた頃を思い出す。
絵の奥に秘めた、私だけの思いが溢れ出し、思い出は止まらない。
展覧会を開くたびに、私だけの天音の法要をしているのかもしれない。
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# by amanedo_g | 2013-03-25 20:11 | show 展覧会情報

搬入と飾り付け carry and display

夕方から、ワイアートギャラリーでの作品の搬入と飾り付け。
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【飾り付けの始まり】
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【布の作品も飾られた】
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【オーナー(中央)と二人のスタッフさん】
さっき家に帰ってきたところだけど、クタクタに疲れてダウン。
凄く仕事をしたような気がするけれど、実はワイアートのスタッフさんが、
ほとんど全部飾ってくださった。
私の仕事はキャプションをつけるだけだったなあ。
ワイアートギャラリーのスペースが、銅版画にはちょうどいい広さ。
いつもの私の作品たちが、また違った顔を見せ始めて、
ちょっとワクワクしたが、だから、いっそう展覧会が楽しみ。
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# by amanedo_g | 2013-03-24 21:35 | Hiromi Yamaguchi

桜 cherry blossam

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【早咲きの桜 forward cherry blossam】
やっとやっと、我が家の近くの堀江公園の桜が咲き始めた。
ソメイヨシノは、まだ3分咲きといったところ。
昨日で展覧会の準備が終わって、後は明日、便利屋さんの軽トラックを待つのみ。
桜を見る気持ちも、昨日までとは違ってうららかな感じ。

東京の桜が満開になっているというニュースを見るたび、
桜前線はどうなってるんよ、大阪が先やろ、とテレビに文句を言ったり。
やっぱり、放射能やPM2.5や黄砂や花粉やと、
いろいろと気候を狂わすもんが一杯だもの、とひとりで返事。
ひとり会話は老人の特色と苦笑い。
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# by amanedo_g | 2013-03-23 21:12 | diary ヒロミ日記

春の味 spring taste

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【ふるせ】
今日もトランクルームへ行って、展覧会に向けて荷造り作業。
日曜日には軽トラックが画廊へ運んでくれることになっている。
ほとんど荷造りはできたつもりだけど、忘れ物は、と考えたらあったあった。
慌ててその準備にかかり、ぐったり疲れたところへ、
友人から嬉しい春の贈り物が届いた。

イカナゴの釘煮とふるせ。
須磨に住む友人は、毎年この季節になるとイカナゴの釘煮を家で作るのだ。
彼女によると、この時期、町中が醤油の匂いに包まれるらしい。
イカナゴの成長したものがふるせ。
ふるせの釘煮風は、何処のお店でも見たことがなくて、
友人から頂いて初めて知ったのだった。
彼女の作るイカナゴの釘煮もふるせも、絶品の味。
疲れがいっぺんに吹き飛んだ。
春は、味からもやってくるのだなあ。
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# by amanedo_g | 2013-03-22 20:39 | diary ヒロミ日記

フレッシュジュース fresh juice

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【パワーブレンダー power blender】
思い切って、カタログハウスのミキサー(パワーブレンダー)を購入した。
天音に毎朝、人参ジュースを作っていた頃のジューサーが古くなったことや、
野菜ジュースをまた飲みたいと思ったから。
天音は人参やみかんの滓は飲めないので、ミキサーではなく
滓の混じらないジューサーを使っていた。
天音が19歳まで生きたのは、人参の力だと私たちは信じている。
天音に飲ませるついでに、私たちもそのジュースの残りを飲んでいたから、
なんとか、天音と一緒にやってこれたと、それも信じている。
しかし、天音がいなくなったら、ジュースを作る気持ちも消えた。

最近、身体の不調が気になり出して、
何処が悪いという訳ではないが、野菜ジュースを飲んだら、
少しは健康に年を取れるかもしれないふたりで話していた。
カタログハウスの広告雑誌に、人参の滓まで飲めるようなまろやかなジュースが作れるミキサーをみつけ、これだと衝動買い。
展覧会の準備の合間に、一服のつもりで人参ジュースを作っている。
文旦を袋のまま入れたら、ちょっと口当たりが悪かった
滓まで飲めて、おいしいジュースを作るにはちょっとしたコツが必要か。
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# by amanedo_g | 2013-03-21 20:42 | diary ヒロミ日記

春の訪れ the coming of spring

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【取れ立てのわかめ】
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【湯がいたわかめ】
向かいのご主人は釣りが大好きで、日曜日はもちろん、祭日も必ず、
朝早くから、ひとりで釣りに行かれる。
ほとんど、つれない日が多いらしいけれど、
時には大漁の日があって、我が家に成果のお裾分けがある。
今日はわかめのお裾分け。
もらったわかめをすぐに湯がく。
茶色から、この美しい緑にかわる、あっという間の一瞬が大好き。
自然界のマジックが起こるようで、いつも息を詰めながら見る。
わかめの茎の部分と葉(葉っていうのだろうか)の緑が違うのだ。
茎の緑は、春に芽吹いた葉っぱのように初々しい緑色。

先日頂いた文旦の淡いレモンイエロー、わかめの初々しいスプリンググリーン。
色から、春はやってくる。
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# by amanedo_g | 2013-03-20 20:57 | diary ヒロミ日記

作品リスト list of art works

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【ミュージック music】
展覧会の搬入を次の日曜日に控えて、もうあまり時間がない。
天音堂がなくなって、すべての作品はトランクルームに収めているから、
作品で気になることがあると、せっせとトランクルームに通っている。
作品リストも、そろそろ画廊へ送らなければいけない。
リストに載せた作品の有無を確かめるために、
ひとつひとつ箱を開けて調べたら、なんと、ミュージックの絵がない。
額は用意してあるのに、中が空っぽだ。
きゃ〜、この額の中の絵はどうした。

腕組みをしてしばらく考えた。
2011年の愚怜と天音堂の展覧会で売れたとき、
確かに、改めて額装したんだった。
2012年のパリ展には作品が届かなかった。
いや、大きな荷物は届かなかったけれど、小さな荷物は最後の日に届いて、
その中にこの絵は入っていた。
だから展覧会の残りの時間に壁面に飾ったのだ。
それから、しばらく記憶をたどったら、やっと思い出した。
別れの日、パリの画廊のオーナーのフレデリックにプレゼントしたんだ。
思い出して、ちょっとすっきりしたけれど、
自分でも驚くほど記憶が曖昧になってきている。
恐ろしい。
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# by amanedo_g | 2013-03-19 20:12 | Hiromi Yamaguchi

つちびと展 ceramic exhibition

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【夫婦かしら like couple 】
南海沿線の深井にあるぎゃらりいホンダのオーナーは、
陶芸家でそのギャラリーの2階が陶芸教室、隣の部屋が陶芸用品の売り場。
可南さんは、そのホンダで陶芸用の土などを購入しいたことが、
ここで展覧会を開くきっかけ。
2面がガラス張りで、とても清潔な、ほっとする空間だった。
可南さんの陶人形(つちびと)たちが、春の日射しを受けて、
気持ち良さそうに並んでいた。
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【可南さん Miss kanan】
彼女にはたくさんのフアンがいて、どこで展覧会を開いても、
大勢の人が見に来られ、作品も好評らしい。
人形の表情がやさしくて幸せそうなので、
だれもが手に取って、つい家に連れて帰りたいと思うわね。
日常が辛ければ、辛いほどそう思うかもしれない。
可南さんも、この人形のように幸せならいいなあ。
でも、そうじゃないからこの人形が生まれるのかも、などと思った。
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# by amanedo_g | 2013-03-18 21:52 | diary ヒロミ日記

日曜日のお出かけ going out on Sunday

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【リバープレイスin道頓堀川】
土曜日や日曜日は、どこも混雑しているので極力遠い外出を控えている。
でも、春の暖かな日和に誘われて、可南さんの「つちびと展」へ。
我が家のそばの道頓堀川のリバープレイスは、凄い人出。
これからナンバへ向かうのが心配になる。
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【若い相撲取り young sumo wrestler】
懸念したように、南海なんば駅にもたくさんの人、人。
春だもの、それにそろそろ春休み、いや、もう春休みに入っているのかも。
あっ、相撲取りを見つけた。
まだ若い相撲取りは着物姿が初々しい。
でも、その存在が人混みの中でちょっと色っぽい。
前にまわって、写真いいですか、と聞いたら、どうぞどうぞと快く返事。
なかなかの男前、しこ名を聞けばよかったわ。
可南さんの展覧会会場、深井の「ぎゃらりホンダ」へ到着しない。
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【ぎゃらりい ホンダ Honda gallery】
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# by amanedo_g | 2013-03-17 21:39 | diary ヒロミ日記

ワイアートギャラリーへの道 the way to Y ARTgallery

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【DMの地図 the map in DM】
ワイアートギャラリーヘ行くには、地下鉄谷町線の中崎町駅3番出口を出て、まっすぐ前へ進むのが一番わかり易い。
しかし、梅田へ出て買い物の後などにワイアートヘ向かうといつも迷っていた。
あの辺りにはほとんど馴染みがないというのが原因なんだけど。
ワイアートギャラリーで、自分が展覧会をするとなると、
お客様が迷わずに来ていただけるかが心配。
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【渋滞抜け道大阪地図から】
我が家の地図帳はどれも古くてあまり役に立たないけれど、
まあ、これならという地図帳をにらんで、お勉強。
JR大阪駅を出て、阪急グランドビル横をまっすぐ、JRの線路沿いを東に行くやろ〜、まっすぐ、まっすぐ行って、新御堂筋をちょっと南下して、と平明。
もうこのあたりから、わからない。
地図上ではわかるけれど、町が浮かんで来ない。
DMに君の携帯を書いていたら、電話で説明できるのに、と平明がいうけれど、
そりゃ、もっとこまる、説明できないもの。
地下鉄に乗って、中崎町で降りてっていうことにしよう。
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# by amanedo_g | 2013-03-16 19:23 | show 展覧会情報

本の注文 order of books

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【天音画文集】
娘・天音との暮らしを書いた私たちの本が5冊ある。
初めて出版した「寝たきり少女の喘鳴(こえ)がきこえる」だけが、
絶版になっていて、他の本は出版社がそれぞれに倉庫に保存している。
どの本も出版から相当に年数も経って、
だから、本屋さんにはもう置いていないし、
出版社もいつまでも保存するというわけにはいかないだろう。

我が家にも、出版社から取り寄せた何冊かをストックしていて、
展覧会のたびに展示している。
展覧会のたびに、1冊2册と買ってくださる人がいて、
少しずつ数が減って、その度に出版社に注文したりしているけれど。
今回調べたら、「天音」画文集がなくなっていた。
早速、出版社の自然食通信社に問い合わせ、20冊を送ってもらった。
この本は2001年の出版だから、10年以上も保存してくれていることになる。
最近では、本の出版が多くて、保存もたいへんみたいだ。
他の本もそうなんだけれど、著者の私たちが少しでも販売する努力をしなければ、
長い間保存してくれている出版社に申し訳ないと思ってしまう。
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# by amanedo_g | 2013-03-15 21:26 | diary ヒロミ日記

チェコの蔵書票 Exlibris of Czech's artist

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【Dudek,Josef '06】
日本書票協会の内田市五郎さんから、チェコの作家Dudek,Josefさんの蔵書票が送られてきた。
私の手紙への返礼の中に入れてあったんだけど。
よく見ると、絵の中にEXL I UCHIDAと描かれている。
内田さんが、Dudekさんに注文して自分用に作ってもらった作品だろう。
エディション100分の31になっているので、多分100枚の注文だったかしら。
エッチングで、サイズは750mm×160mm。
蔵書票の初心者である私には、こうやって手に取って見られるのは、
とてもありがたいし、いろいろ参考になることがたくさんある。
微細なエッチングの線は、見れば見るほど圧巻でちょっと近寄り難い。

こういう表現もある、でも、こうでなくてはいけないと思わないようにと、
自分に言い聞かせながら、今日もまた眺めているのだけど。
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# by amanedo_g | 2013-03-14 21:26 | diary ヒロミ日記