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【展告】梅田恭子 銅版画集「全12章展」第5回

終了いたしました
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梅田恭子 銅版画集「ツブノヒトツヒトツ」
全12章展
-第5回- 9章『呼吸式』・10章『オフィーリア』
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_______天音堂ギャラリー5周年記念・通年企画展 [全6回シリーズ]_______

〇2009年9月19日(土)~10月3日(土)
午後2-7時_※休廊=9/26土・27日
★作家在廊日★9月19_20_21_22_23_24_25日………10月_3日

銅版画集「ツブノヒトツヒトツ」は、2003年12月に、季刊「版画芸術122号」のオリジナル版画として1年間をかけて銅版画105点を制作、各58~71枚、合計約7000枚を刷り、冊子に一枚づつ添付されました。
作品完成後に東京、新潟、名古屋、北海道にて、全作品の巡回展示を行ってから5年が経過しました。
大阪では本シリーズ初の展示となります。

■今回は2009年作の銅版画と、辺見 庸 著「自分自身への審問」 角川文庫刊 に掲載の扉画5点も展示いたします。この5点も合わせて、新作銅版画は全部で36点です。見応えがあります。
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「ツブノヒトツヒトツ」全12章展によせて  -山口平明(天音堂ギャラリー)
じゅうしょうしんしんしょうがいじとぶんるいていぎされた
わがむすめ天音はわからなさでは梅田の銅版画にひけ
をとらない。しかしことばのそとにいる天音をだっこしてい
ればわからなさなんぞどうでもよくなりこぶされもした。こ
きゅうのたびにぜんめいという音をひびかせじぶんがこの
よにてんのおつかいでやってきたのよとひるとなくよるとな
くおもいしらせてくれた。さてえにはえをもってこたえたいが
それはむりなのでことばでこたえるしかないのに梅田はこ
とばでもめにものみせる。だがぼくには天音じきでんの音
葉otobaがあるのでためいきとせきばらいとさけびによって
えにこたえていくつもりだ。それでもわかりたがるぼくのあた
まもツブノヒトツであることと天音の在り難さおよびわからな
さを梅田の銅版画からあらためておしえられた。

★「ツブノヒトツヒトツ」が本になります。2009年9月、言水制作室発行、本体価格2000円
★現在、銅版画集「眠ルカ、空」を制作中です。詳細はコチラをクリックしてください。





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★銅版画集「ツブノヒトツヒトツ」を出版いたします。

2003年の1年間をかけて季刊『版画芸術122号』の
オリジナル版画として制作された銅版画105点、詩片30点。
加えて、同時期に制作された「ツブノヒトツヒトツ」の特別編
(銅版画6点、詩片1点)を収録いたします。

また、付録の別冊にて、「ツブノヒトツヒトツ」へ寄せていただいた
11名の方のテクストを掲載いたします。

執筆者
岡部万穂、小杉健一、言水ヘリオ、住吉千砂、そがりょうじ、瀧澤直人
舘野道子、槌橋雅博、出口貴子、最上知己、山口平明

梅田恭子 銅版画集『ツブノヒトツヒトツ』
B6判: 320ページ
出版社: 言水制作室
発売日: 2009年9月下旬 予価:2,000円
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by amanedo_g | 2009-09-19 00:10 | show 展覧会情報
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