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奈良って素敵 2012,1,29

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【花火】
山焼きが始まる合図のように、山の頂上から花火があがる。
待っている間に、足もとから深々と冷えた身体に降り注ぐように、冬の花火。
真冬の寒さと爆発音を響かせて咲く光の花の取り合わせ、これが悲しくなるような興奮をもたらせる。
一瞬沈黙が走り、その後深いため息があたりを満たし、観客が一体になって見守る。
夏の花火なんて子どものものよって、私は密かに思っている。

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【夜景】
山焼きが一段落してさて帰ろうかと振り向くと、そこには奈良の夜景が広がっている。
燃えたち走る火を見ていた目には、静かに広がるネオンもまた新鮮に美しい。

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【闇】
光の競演を堪能して、さて駅に向かって歩き始めたら原始の闇が待っていた。
人混みを避け、二月堂のあたりへ少し遠回りすると、そこはもうひと気がなくなる。
闇というのはちょっと大げさだけど、大きな光に包まれていた後では、足下を照らすぼんやりした光だけでは、やっぱり闇と言いたい。
その闇がぐっらっと動いた、鹿だ。ほんの5分ほどのこの道を下っていくと、東大寺が黒く見えてくる。
by amanedo_g | 2012-01-29 16:23 | diary ヒロミ日記
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