【姪の3歳の娘】
先日、天音の13回忌が過ぎた。
そろそろ、天音にまつわるものを整理しようと思った。
これまでにも、少しは整理したものもあるが。
捨てるのは忍びないと大事に取っておいた衣類を、姪の娘に、と持って行った。
そろそろ3歳になる上の娘に着てもらったら、ぴったり。
子どもの服はみんな貰い物ですましてるので助かりますと、姪も大喜び。
そのつなぎを着たまま遊び回る娘を見ていたら、
天音もこんな風にはしゃぎ回ったかもしれないなんて思って目が離せない。
抱っこさせてと言って引き寄せ、しばらく小さい子どもの感触を味わった。
どこもかしこも、プヨプヨ、サラサラ、いい匂い。
そうか、孫ってこんな感じかなと、ちょっとおばあさんの思いも味わった。
★堂守こと平明はこのとき、妻君・ヒロミの実家には行ってません。