グアテマラという引き出し drawer named guatemalaamazonから本が届いた。 グアテマラの作家、カリージョ・エンリケ・ゴメスの「誇り高く優雅な国、日本ー垣間見た明治日本の精神」、訳、児嶋桂子、2001年初版。 箱付きのりっぱな本、きっと出版された時は高い値段がついていただろうが、 中古で購入したので444円だった。 申し訳ないような値段。 2010年に友人の明子さんから、 グアテマラに住んでる友人がこんな本を出版したんだけど、 銅版画の挿絵があって、あなたはきっと喜ぶと思うわ、 と紹介された本があった。 「中米・チアバス・ユカタンの旅」、分厚い2冊本。 作家はジョン・ロイド・スティーブンス、訳が明子さんの友人児嶋桂子さんだった。 あまりに分厚すぎて飛ばし読みしたりして、やっと読了した。 19世紀、アメリカ人の探検家ジョンが、まだ未開の地だった中米を、 グアテマラやホンジュラスなどを命がけで縦断している時に、 すごい遺跡を発見する話。 ワクワクドキドキする箇所がいくつもあった。 そして、その素晴らしい遺跡を一緒に行った画家がスケッチして、 後に銅版画に描いて挿絵にしている。 このときから、私の身体にグアテマラという小さい引き出しが出来たんだった。 今回の本「誇り高く優雅な国、日本」は、同じ児嶋桂子さんの訳本なので、 ちょっと読んでみたかった。 とても美しい日本語で訳されている。 今読み始めたところ、1905年エンリケが日本へ行って、 まだまだ江戸が残っている日本を見て書いた記録文。 思い込み気味な箇所も、間違った表現もあるが、それはそれでおもしろい。 読了したら、また紹介したい。
by amanedo_g
| 2013-02-12 18:55
| diary ヒロミ日記
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