いのちの椅子

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山口ヒロミの絵画以外の展示資料のうち、7041日分の日記を羽を生やした箱に入れて設置、その上にイラスト「いのちの椅子」を掲示しました。母たる山口ヒロミのコメントは次のとおり。
《天音は、眠っているとき以外はほとんど「抱っこ」で19年を過ごしました。母に抱かれてこのソファーに座っていれば、どんな大きなケイレンや呼吸不全にも耐えられるのでした。天音を抱いていたこの椅子を、私たちは「いのちの椅子」と読んでいます》
ドーンセンターで思いきって現物を会場に置こうかと思ったのですが、場所の制約や運搬の困難などから、結局、イラストでいこうとなったのでした。
座面のラバーを何度も張り替えて使ってきたいのちの椅子は、二人きりになった今でも居間の同じ場所に置いて使っています。



Commented by カタギリ@山形村 at 2006-01-17 18:32 x

「椅子」という文字には無条件に反応し見過ごせない我が身です。イラストはこうして日常空間から切り取って目の前の板(デイスプレー)に映っていると、見え方が違いますね。先にいただいた本と今回の文章とあわせて、この世ではお会いすることがなかった天音さんを想像しています。いずれ、実物の椅子にも座らせてください。

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Commented by haymay at 2006-01-19 15:16 x

カタギリさん、コメント感謝。
30年前に亡き姉にもらった
飛騨産業製の量産のラブチェアーです。
今も底ラバーは裂けてます。
次の機会に座ってもらいましょう。
肘があたる所は塗装がはげてエエ感じ。
時に天音の不在が際立ちますが、
この椅子はよう捨てません。
張り替えるのは面倒なのでせずに、
木のモニュメントとして
僕らとともにずっと老いていくでしょう。
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by amanedo_g | 2006-01-16 21:23 | Hiromi Yamaguchi
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