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《杉尾尚子展》のお知らせ8/24~28

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▲次回展【杉尾尚子 イラスト原画展】展示予定の雑誌の表紙を撮影しました。原画をまじかでご覧ください。お待ちしております。
=8月の特別企画展=
【杉尾尚子 イラスト原画展】
2007年8月24日(金)~28日(火)
正午~6時(最終日~5時まで)
☆作家在廊日=8/24・25・27・28
(DM記載分とは一部変更になっています)
作家の友人、歌手・趙博さんも来廊予定。

★作家コメント・・・・・杉尾尚子
 滋賀県人権センター発行「じんけん」(月刊)に、2003年4月号から2005年4月号まで
表紙イラストとして掲載された原画25点を、展示、販売します。

 冊子の特質上、テーマは「人権」の様々な問題を毎号取り上げ、表紙もそれにそった
主題で描きました。イラストには、ほぼ毎号エッセイも付けていました。そちらも展示します。25点のうち12点は、住井すゑさんの「橋のない川」を題材にしました。

 原画はキャンソン紙にカラーインクで描いてあります。印刷用の原稿ですので、常に
印刷された時のことを想定して描きます。

カラー4色印刷では、原画に比べ彩度が数段落ちてしまうのが常識で、そのため原画は
かなり明るめ、薄めに描かなければなりません。一般絵画と異なる所以です。印刷された
冊子も展示しますので、比較してみてください。

 ふだんの漫画家としての仕事は、圧倒的に「モノクロ」が多いので、慣れないカラーには
苦労しています。漫画は物心ついた頃から好きでしたが、「美術」はあまり好きではありま
せんでした。(それなりに成績はよかったので、なお始末が悪い)

今も、仕事以外で絵を描くことは、ほとんどありません。漫画家としては珍しいほうかも
しれません。ストーリーを創ることが、何より好きなのです。それが、出版社からの注文に
添ったものであっても。(プロだから注文に応じるのは当然なのですが)
今回、雑誌に載った作品も少々展示。





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★杉尾尚子プロフィール★
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杉尾 尚子(すぎお ひさこ) 本名は「すぎお なおこ」と読む。旧姓「田中」。

1957年生まれ。1973年、少女漫画誌「りぼん」でデビュー。

当時のペンネームは「田中なおこ」、高校一年生のデビューは、当時でもちょっと珍しかった。

以後、寡作ながら7年間「りぼん」に作品を発表。主に「学園スポーツもの」。時流に乗れず、22才で休止。

その後、2年間の地方公務員(学校栄養士)、4年間の専業主婦を経て、レディスコミックの分野で再デビュー。バブル期の雑誌創刊の波に乗って、仕事を増やす。

バブル崩壊期、どうなることかと思ったわりに、何とか続くもので、現在も雑誌にストーリー漫画を描きつづけている。得意分野は、長編の「火サス」「昼ドラ」系統のもの。

天音堂とのご縁は、23歳の長女が知的障害を持っていて、障害児の母の冊子「わ・はは」スタッフに参加したことから。(山口ヒロミさんが、初代編集長)
滋賀県で「共生・共育をめざす滋賀連絡会」の事務局をつとめる。

副業として、倉敷芸術科学大学専門学校の非常勤講師。週一コマ、調理師学科で「食文化論」を講義している。管理栄養士(徳島大学・医学部・栄養学科卒)

趣味は、音楽。筝(こと)は27年の経歴、生田流宮城社教師。コーラスは10年ほど、女声合唱「草津エコー」に所属。滋賀県草津市在住。

◆平明の堂守日記◆2007・8・14

本日の記述は盂蘭盆会のため手抜きする。
次回特別展の作家・杉尾尚子のプロフィールを載せて終りとする。
by amanedo_g | 2007-08-14 18:11 | show 展覧会情報
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