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【14日】「山口ヒロミ銅版画展」~8/19

【14日】「山口ヒロミ銅版画展」~8/19_f0040342_2126628.jpg
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ミズタニカエコ作品展
めらんこりあ2
「原民喜の夏2-廃墟から-」
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〇2008年8月22日(金)~30日(土)
14~19時(最終日~17時)…※27日(水)休廊






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■【そぞろ通信】10月号*第13号[+85]=================2002-10-16

      □「あまね通信」改題通巻98号□創刊2001年10月16日
      □発行/直接配信<BCC>□編輯発行人/山口平明
      [1行32字で改行-等幅]転載転送ひと言がウレチイ
       ★連絡先:大阪06-6543-0135[FAX兼用]
□もくじ□
(1)漫歩系/『帝国』をテレビで読む------------------山口平明
(2)去年十月にもらったメイル2通--------------畑佐好見・MH
(3)家事細見帖・お弁当の巻--------------------------岡本尚子
(4)電子文箱☆平明発片道書簡集fubako----------------山口平明
(4)編輯後記みじかく--------------------------------へいめい

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■1■ごぶさた漫歩系/テレビを見る--------------------山○平明

  『帝国』をテレビで読む

 九月二十六日夜十時、NHK教育テレビの「ETV2002/あらわ
れた世界新秩序/『帝国』の思想をめぐる対談」**を見た。いっとくが
わが家のテレビは古い。しかもこの数年、二重音声放送のとき、普通の
モードにできなくなっている。(**は後註参照)

 だいたい「ニュースステーション」は、スポーツ関連で時間をとりニ
ュースがとみに少なくなった。だからこのごろ、そうねえ広島カープが
駄目になってからは見ない。NHKの夜十時もニュースだが、申したよ
うに英語しか聞こえない。テレビ好きの妻君が旅にでて不在のため、自
由になるチャンネル権も生かしようがない。BSはもちろん入らん。し
ゃあないなあ、まっ教育テレビでも見るか。デモシカで見た。

 イタリアの思想家、アントニオ・ネグリが911の前年に書いた『帝
国』(M・ハートとの共著)が、現在のテロ後の世界状況を予測してい
た、というわけで世界中の識者の話題になっている。小生は未読。あと
で知ったのだが、邦訳は未刊。英語版から各国で訳されているらしい。

 この<帝国>の思想を読み解くのが番組の狙いという。西谷修[東京
外国語大学大学院教授]が聞き役、酒井隆史[大阪女子大学講師・同書の
訳者の一人]が解説した。原著は二〇〇〇年に出版。冷戦終結後の植民
地をもたない帝国の存在をつかみだし、その現代の帝国が、かつての市
民でも人民でもない、疎外されまつろわぬ群集である【マルチチュード
多数性】を生みだしたとした。プロレタリアではないマルチチュードと
はなにか。エエ加減な要約であいすまん。

 テロ後ではアメリカが頂点に位置し、G7などの国民国家群がその下
に、そのまた下に国際企業、最下層と見える部分にマスメディアやNG
Oなどの組織/ネットワークで、世界の三分の一を占める。新概念の帝
国である。あのう、ビデオがつぶれてて録画してないから確かめようも
なく、このへん話の内容をかなりアレンジしているから、あんまり受け
売りせんほうがええのやが…。

 だがその帝国から生み出された残り三分の二のなかで、右でも左でも
なく、冷戦構造の東西どちらにもノンといった人びとがいた。いまなら
自爆攻撃[ナチスに対するレジスタンス]におもむくパレスチナ人が、お
そらくイスラエルだけでなくパレスチナ自治政府へも難詰抵抗の意志を
示しているはず。もっといえば、パレスチナをかつての欧州におけるユ
ダヤにしてしまった欧米キリスト教徒[他者に正義はないと決めつける
人たちとでもいおうか]をも見透かしているにちがいない。えーとッ、
ここらへんもチョト怪しい。

 酒井は、画期となったのは一九六八年だという。パリ、プラハ、東京、
既成左翼ではないまさにマルチチュードの叛乱。これらは権力奪取をし
ない人びとであり、従来の政治回路にとりこまれない。いまや、いやい
やずっと昔からメディアは権力と距離をおかない。メディアは権力の広
報宣伝をずるずるべったにやった過去をもつ。真実を探ろうとも知ろう
ともしなかった。おいおい、えらそうに言うてからに、ええのんか。

 小生のような卑小なる個が、マルチチュードとして真実[恥ずかしい
のう]に言及しお節介ミニコミをやっている所以である。言うたったア。
お節介や世話焼きは、当今ボランティアとも呼ばれる。せいぜい正義の
騎士にならぬよう自戒せねば。

 ネグリ/ハートの『帝国』(以文社から出版予定)を読みもせず、テ
レビというマスメディアの読み解きに依拠してかくのごとく書くちゅう
のは矛盾しておる。先刻承知。じゃが、画面にあらわれインタビュウに
答えるネグリの元気さと陽気さとに惹かれてしまった。虚無と悲観に親
しんでいる小生をして、書いてみようと思わせるネグリの真実探求の表
情があった。ここらは、小生の正直な感想である。もうけもんやった。

 また、番組の終わりのほうで緊張を抑えながらも熱をもって語る酒井
が、現在の希望としてパレスチナにおける「人間の楯」**の運動をあげ
ていたことが印象に残った。規範化されない無秩序なマルチチュードを、
帝国に入っている世界の三分の一が統制管理しようとする。その頂点に
いるのが今はアメリカなのだ。あなたは希望をもてますか。
   [この文は、「そぞろ通信」電子チラシ020927版に加筆しました]

---ココヨリ註記、《 》内が引用。---

   **NHK教育のETV2002【あらわれた世界新秩序/『帝国』の
思想をめぐる対談】-----NHK INFORMATION「今週の主な番組」というN
HKのサイトを後で検索。つぎのような呼び込み解説がしてあった。こ
れによって小生のエエ加減な解説を修正されたし。<へ>

《2001年9月11日の対米同時多発テロ以来、テロリズム対策をはじめ、
アメリカを軸に、新しい世界秩序が生まれていることが浮き彫りとなっ
た。冷戦体制崩壊後、経済のグローバリゼーションとともに、政治面で
も「世界新秩序」の存在が指摘されてはいたが、今回その具体的な姿が
立ち現れたと世界の識者が指摘している。/この現状の「予言の書」と
して注目を集め、世界的ベストセラーとなっているのが、2000年に出版
されたイタリアの思想家アントニオ・ネグリ氏の『帝国』である(今秋、
日本語訳出版予定)。「9.11」以前に書かれたこの書で、ネグリ氏は、
かつてと異なる植民地を持たない「帝国」の存在を指摘している。「帝
国」は、強大なアメリカ一国では存在せず、現実主義路線をとる各国が
「自発的」に組み込まれて成立する巨大なマシンであるという。この書
の中でアメリカが掲げる「正しい戦争」というスローガンを指摘してい
たことも、9.11以降のブッシュ米大統領の演説と重なり、話題となった。
/番組では、今年3月にローマ市内で撮影したネグリ氏へのインタビュ
ーを織り込みながら、2人の現代思想家が、ネグリ氏の「帝国」論を読
み解く》

   **【人間の楯】----International Solidarity Movement(ISM=
国際連帯運動)としてパレスチナ現地での運動が、「人間の楯」として
広く知られているらしい。この行動を積極的に支持する「黒」刊行同人
[中島雅一・水田ふう・向井孝]の手になるサイトを見たら、ISMの短い
自己紹介文「Who are we?」の抄訳が載っていた。これをまたまたつぎ
に引用しておくので参考にしてほしい。<へ>

《International Solidarity Movement(ISM=国際連帯運動)は、パレ
スティナの解放とイスラエルの占領終結を求める、パレスティナ人と国
境を越えた活動家たちによる現在進展中の運動です。私たちは、不法な
イスラエル軍と警察に対し、非暴力、直接行動という抵抗手段をもって、
立ち向かい、それに挑んでいます。イスラエルの暴力と占領に対し、パ
レスティナの人たちには武装して抵抗する権利があるでしょう。それで
も、私たちはこう思うのです――非暴力は、抑圧と闘う強力な武器とな
り得る、と。私たちは、非暴力抵抗の原則において結束しています。
 わたしたちは--------
◯占領に抵抗するパレスティナの人びとの権利を支援します。
◯即時の占領終結と要求の承諾、そしてパレスティナ難者とパレスティ
ナの首都をエルサレムに帰還させるという内容を含む国連決議の実行を
求めます。
◯パレスティナの人びとを危険から守り、イスラエルの国際法承諾を確
実なものとする即時の国際的な仲介を求めます。
 イスラエル政府とその軍事力によって、パレスティナ人の権利と生命
の尊厳がないがしろにされないようにするためには、世界中から、パレ
スティナの非暴力抵抗を支援する必要があります。パレスティナ人活動
家たちは、イスラエルの重刑に直面しながら、単独で苦心し、あるいは
抗議行動を決行しているのです。重刑とは、鞭うち、長期投獄、重傷を
負わされること、そして時には死さえ含みます。
 占領下にあるパレスティナで現在も進行中の行動に加えて、私たちは、
世界各地から集まった人びとによる非暴力直接行動の2週間キャンペー
ンを、2度実施しています。1回目は、2001年8月でした。2001年8月8~
19日、私たちの行動要請にこたえて、主としてイギリスとアメリカから
やって来た50人は、パレスティナで起きている出来事の直接の目撃者と
なり、占領の野蛮さとパレスティナの人びとになされている不正に対す
る抗議に参加しました。そして、彼・彼女らは、自分たちの暮すところ
へ戻っていった――その話を、さらに広めていくために。
 第2のキャンペーンは、2001年12月16~31日だった。今度は、70人以
上が「占領に反対するキャンペーン」に加わることになりました。この
キャンペーンは、非暴力抵抗が活発な主要都市と村々に焦点をあてたも
ので、イスラエル軍によってその間すさまじい攻撃を受けた地域への連
帯としての訪問数回を含むものでした。私たちのキャンペーンの最初の
数日は、オリエンテーションと非暴力トレーニングにあてられます。参
加者は、実践的で、兵站学的な知恵と法律知識を身に付けます。行動の
立案、親和グループの形成、そしてそれぞれに責任が割り当てられ、戦
略と戦術が議論されるのです。パレスティナの占領地域は、大変過敏で
不安定なものです。すでに見通しをたてた目標をより効果的に獲得する
ため、そして非暴力の方法と戦術を通してイスラエルによる占領に終止
符をもたらすというその総合的な任務を扶けるため、活動家には知識と
精神的な準備が不可欠です。
 さらに知りたいことがあれば、あるいは私たちの将来のキャンペーン
に参加するために、連絡を!》
*http://www.palsolidarity.org/about/index.htm

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■2■去年十月にいただいたふみメイル二通紹介shinobigusa

>1.滋賀の畑佐好見さん、2001年10月16日のメイル[前後略]
---
天音ちゃんがお二人の手元を離れ、
空に旅だってからもう一年過ぎたのだなぁと、
あの日の事(お別れの会)を思い出していました。
去年のあの日、私はウールのワンピースを着て
お別れの会にお邪魔しました。
でも、一年過ぎた今日、
まだ半袖ですごしている自分がいます。
わが娘も、今年のクリスマスイブで四歳になります。
自分の子供の成長を見て、
そして、お三人とお会いした最初の日を思いだし、
時の過ぎゆく速度、そして自分の心の成長など
いろんなことを考えてしまいました。
子育てで辛いとき、自分の弱さに涙しそうになった時、
そういえば…私は、何故か無意識に
このPCのデスクの椅子をくるっと回転させて
我が家の本棚にある、天音ちゃんの本の背表紙を見ています。
何故そうするのか? それもわからないままに………。
---

>2.大阪のMHさん、2001年10月16日発信のメイル[後略]
メールマガジンをありがとうございました。
読んですぐに返信しています。一年たった、と思っていました。
だってうちの結婚記念日と同じ日。
うちの結婚記念日は、忘れられてはいるけれど。
(最近、夫は忙しくて週に何時間かしか帰らないという状態で、今日も
朝までに帰るのかどうか)
平明さんファンの療育センターの保母さんが言っていました。
「私は、天音ちゃんにお会いしたことがなくて、本の中でしか知らない
からかもしれないけれど、今でも天音ちゃんはヒロミさんに抱かれてい
るような、そんな思いのままでいる」と。
私も、ふと、山口さんのお宅に行けばまた天音ちゃんに会えるような思
いがするときがあります。
平明さんとヒロミさんの心の中だけではなくて、いろんな人の心の中に
天音ちゃんはいます。
---

[へいめい御託]ただ沈思あるのみ。家から動けない私たちは、「あまね
通信」を通して外とつながりあえた。この通信にヒロミが天音との日々
を絵で表現した。あの子が今も銅版画のなかに生きているように、出会
えた皆さんのなかにも天音が生きているのは、じつに在りがたい不可思
議なことである。悲しみとともにある歓び。

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■3■家事細見帖/お弁当の巻--------------------------岡本尚子

  運動会弁当作りスパートし

 平明さま。私の「家事」に興味を持たれたのは「五時起き」でいった
い何をするのかと思われたのではありませんか?

 朝起きるとまず一番にハッと頭に浮かぶのは、「弁当のおかずには、
何を作るつもりだったのかな?」です。前日の買い物から決めていたメ
ニューを思い浮かべます。「ああ、昨日の晩、肉だんごを丸めておいた
んやったな」とヨロヨロと起き出します 。ネマキの上にエプロンをか
けて、やかんに麦茶をわかす。朝食のみそ汁のなべをかけ、卵をゆで、
にんじんとこんにゃくとさんど豆を煮、フライパンで肉だんごを焼く。
この間、朝一番に出る息子を起こして飯を盛る。うわあ、弁当が時間ま
でに間に合うかなあと不安がよぎる。ワルガキの一番末の息子でも起き
てくれば最悪。ジャマされる。弁当のそばでしゃべるなよ!

 弁当作りがライフサイクルになって十七年。今は、工場で働く息子と
高校生・中学生の三つの弁当である。上の息子が中学生の頃は弁当作り
を手伝わせた。けれど、クラブ活動で早く出て行く高・中学生に手伝わ
せることには挫折した。十七年もやっていても未だに、弁当箱に飯をつ
め、ゴマ塩などをふりかけて、おかずを詰め、はし箱と一緒に包んだ瞬
間、「ヤッタア、弁当ができた!」と万歳してしまう大げさな私なので
す。

 それでね、平明さま、この間小学生二人が運動会で、家族全員で弁当
を広げたのですが、それを作るためには四時起きでした(苦笑)。周り
の弁当をのぞき見するとうちと変わらない人数なのに巻きずし、天ぷら
…、と豪華けんらん。自分の手際の悪いのを自覚しながらも、いったい
何時に起きて、どういう風に作るのかフシギで、作ったらしい人の顔を
じいっと見てしまいました。

[平明寸感]ヨロヨロと起きだす母のゆるさがいい。おまけにネマキにエ
プロンとくるとゆるゆる。眠りにくかった天音の一日はゆるく始まりだ
るく終えた。一日は人生である、といいたい天音との共棲は、今思えば
至福境でありました。

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■4■電子文箱☆平明発片道書簡集(相手の手紙は載せてません)

1>メイル嬉しく拝見。ありがとうございます。
父上で敗戦時23歳ぐらいでしょうか。
伯父上でもせいぜい30歳前後。
運命ですよねえ。
長男だから国内だったのかも…。
そんなかたがたにつらなる貴方も語り継いでいってください。
母は死ぬ前、ほとんど忘却してました。
悲しいですね。
小生も娘のことを忘れる日がくるのか、その前に死ぬかあ。
◎━━━◎
 2>お大事にね、ゆっくり養生してください。
ヒロミ氏、ガッコ行ってる六月ごろ抵抗力が落ちて大変でした。
扁桃腺炎、結膜炎、紫外線アレルギー[プール指導時]、膀胱炎など。免
疫力が落ちると、ふだん早く治るものもなかなか治らない。
担任やなしに時間講師くらいだったらよかったのかも…。
◎━━━◎
 3>お返事メイルありがとうございます。
じっくり何度もお読みくださり時間とってすみません。
メイルでの文章作成時、焦慮のうちに書く感じがある。
また読み手の焦燥も予想でき、詳しい表現は避けがち。
また狭い範囲の既知の読者でありながら、
愛読者でも支持者でもない人もいて、省き具合が難しい。
いずれ配信システムを利用することになるかも。
ヒロシマと父の死は当然結びついていて、
ヒロシマは父のことを書く助走という意味があります。
でも出来るだけ自由に、とらわれなくアドリブ風にやっています。ワン
マン編集、出たとこ勝負、ちょっぴり笑いも、
これらが一年やってきた電子ミニコミの作法でしょうか。
◎━━━◎
 4>PCをやろうと勉強を始めた矢先、ちょうど五年前に脳梗塞。去
年PCを買おうと思い、雑誌を読んでも過去の知識はほとんど忘却。い
まだビギナー状態ですが、とりあえずPCで文を書き、メルマガを発
行できてるのを、自分ながらようやってると褒めてます。
 昔の言い方だと還暦でして、ぼく自身が老人ビギナーなんですから。
ヒロミ、去年の夏、アメリカ・シアトルとメキシコシティへ友と二人で
二十日足らずの旅に行き、昨日から十日ほど、ひとりでニューヨークへ
行ってます。彼女はぼくより少しPC歴が長く、今回のNY行きの宿も
飛行機もインターネットで調べ予約して敢行。美術館を中心に、街歩き
を楽しむのだそうです。
 イギリスの田園地帯への旅、夏休みにお嬢さん同行で行く、なんてや
り方もあるのでは。ヒロミは今回「小手調べや」と言ってます。まあ年
をとってますから、行ける時には行こうということもあります。
 【日々に流される】のは普通のことですよ。いま目の前のことを片付
けないといけないし、暮らしは大切なものです。その普通の暮らしが、
世界で出来ない人びとがいることを、皆さんと心にとめてめいめい考え
ていきませんか、という小生のお節介からのもの。
 マスコミは去年のアメリカや戦前の日本みたく為政者に迎合して、暮
らしに追われる普通の人びとをミスリードする傾向がありますので、余
生を送る閑人[ぼく]がやれることをミニコミで発信しようというわけで
す。
◎━━━◎
 5>タダで、頼んでもおらんのに送ってくるのはDMや。
誰がDMに感想や近況を書いて返事するかいな、なあ。
そやから電子チラシは自分向けのメモ、日記でんな。
「そぞろ通信」は日記をちょいとまとめた月記ちゅうとこ。
すべてわが記録のためやとようやっと悟ってきた。
読者がおらんと書く気も出んしなあ。ムツカシとこですわ。

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■5■編輯後記----------------------------------------へいめい

 現在、ヒロミ銅版画展を神戸で開いていて、小生は店番で毎日出かけ
てます。散歩のつもりだが交通費がかかるのが辛い。神戸は育った町だ
から懐かしい。だから金のことは言うな、と自分に言い聞かせてます。
平日はのんびりしてます。ぜひぜひおいでください。天音色の穏やかな
部屋ができてます。ほんとに和みますよ。追悼号といっても新企画はな
し。普段どおりです。祝日の14日、オフ会兼追悼会はFKさんと二人でビ
ールをはりこみ画廊内で挙行。三十一の天音に、見守られて。

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◎会社や団体のメールの人で、個人のアドレスをお持ちのかたは、そち
らもぜひお知らせください◎勤め先だと、どうしてもゆっくり読めない
ので、紙に印刷して電車内やおうちでじっくり読む、というお話も聞き
ます◎手紙文芸「そぞろ通信」は、個人同士の交流をめざしてます◎購
読料は無料、あなたのお便りが、なによりのカンパであり心づけであり
ます◎夏でも冬でも温かい交歓を願ってます◎また、本を買ってくださ
ればなによりのサポート、応援よろしくお願いしま~す。
korenite「そぞろ通信」10月号/第13号bujisyuryodesuご購読に感謝。
by amanedo_g | 2008-08-14 21:49 | haymay 山口平明
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